ロータリーの「多様性、公平さ、インクルージョン(包摂)の声明」を理事会が検討・強化

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DEIの声明をRI理事会が検討・強化
RI理事会は2021年6月の会合にて、DEIタスクフォースからの指針に基づき、ロータリーが採択した2019年のDEI(多様性、公平さ、インクルージョン)声明の見直しと強化を行い、ロータリーが組織として多様性、公平さ、インクルージョン(包摂)の原則を尊重し、実践するためのさらなるステップを取りました。その結果として新たな「多様性・公平さ・インクルージョン(包摂)へのコミットメント」が下記の通り採択されました: 「ロータリーで私たちは、持続可能な良い変化を生むために人びとが手を取り合って行動する世界というビジョンの実現には、多様性があり、公平で、インクルーシブ(包摂的)な文化を培うことが不可欠であると理解しています。 私たちは多様性を重んじ、すべての背景、年齢、民族、人種、肌の色、障害、学習スタイル、宗教、信条、社会経済的立場、文化、婚姻状況、使用言語、性別、性的指向、ジェンダー自認だけでなく、異なるアイデア、考え、価値観、信念を持つ人びとによる貢献を大切にします。 ロータリーへの入会、参加、リーダーシップの機会といった面で、歴史的に特定のグループの人びとが障壁に直面していたという点を認識し、すべての人が成功のためのリソース、機会、ネットワーク、支援への必要なアクセスを得られるよう、地域社会でのパートナーシップも含め、ロータリーのあらゆる側面で公平さを促進していくことに私たちは全力を注ぎます。 私たちは、すべての人が目に見える、または目に見えない本質的に独自の資質を備えていると信じています。また、自分が大切にされているとすべての人が感じ、帰属意識を持てるようなインクルーシブな文化を築くことに尽力します。 高潔性というロータリーの価値観に従い、DEI(多様性、公平さ、インクルージョン)にいたる旅路において組織として自分たちがどこにいるのかを正直かつ透明性をもって見据えるともに、これからも学び、向上し続けていくことに全力を尽くします。」 理事会は、2020年に「多様性・公平さ・インクルージョン(DEI)タスクフォース」を招集し、ロータリーにおけるDEIの現状を調査して達成可能・測定可能な意義ある結果をもたらす包括的な行動計画を作成する任務を与えました。この計画は現在作成中であり、2021年10月に理事会に提示されます。 また、理事会は以下の点にも同意しました: 次期・現・元RI役員にDEI研修を提供する ロータリー行動規範を推進する 行動規範に対する違反を報告する手続きを設ける 上記の決定およびDEIに関する継続的な取り組みに関するこのほかの情報は、今後数週間以内にrotary.org/deiに掲載される予定です。 理事会はこの1年間、ロータリーでの体験をより公平で、開放的で、歓迎的なものとするために取り組んできたタスクフォースに感謝の意を表しています。タスクフォースによる取り組みは、ロータリーの長期的な成功にとって極めて重要となります。DEIタスクフォースによる取り組みは、理事会によって2023年6月まで延長されました。ロータリーのDEI声明に違反する言動を目にしたり、体験したりした方は、DEI.Inquiries@rotary.orgまでご連絡ください。 23-Jun-2021 (RIウェブサイトより転載)

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